京都の名物「にしんそば」発祥の店とされる、祇園四条「松葉」。
「にしんそば」とは、おそばと にしんを組み合わせた料理で、京都市内のそば店で広く提供されています。
温かいおそばに(冷たいのもあるみたいですが)魚のにしんをトッピングしたもの、と思っていましたが、本当は にしんの上に おそばを乗せるのが正しいのかもしれません。
これは以前「そばもん」というマンガで読んだことがあるのですが、にしんには味付けがされているため、おそばの上に乗せてしまうと、おそばの味が変わってしまうことに悩んでいました。
そこで、にしんを おそばの下に沈めてしまうことで、お出汁の効いたおそばを楽しみつつ、にしんを食べる段階で甘辛い味わいが広がり、さらなるおいしさを楽しめるという工夫がなされているというものでした。
マンガの中では「松葉」の店名は明言されてはいなかったと思いますが、作品中の描写から「松葉」に違いないと思い、確かめに行ったところ、やはり にしんは おそばの下になっていました。
食べてみると、最初は確かに にしんの味は無く、お出汁の効いた おいしいおそばを味わうことができ、途中で にしんに お箸をつけ、甘辛い味付けのお魚をかじった時から、その味がお出汁の中に広がり、また違った味わいの おそばをいただくことができました。
写真は 松葉 本店 にしんそば
松葉 本店 四条京阪 南座
松葉 北店 四条大橋 北50m 井筒八ツ橋本舗東隣
松葉 京都駅店 新幹線コンコース内
松葉 本社売店 松尾大社 北
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